この記事では運営歴20年以上の出会い系サイト『ミントC!Jメール』、通称『Jメール』について、
詐欺サイトなのか?サクラや業者はいるのか?
その真相と対策方法について解説していきます。
この記事を読めば、次のようなことがわかります。
【結論】Jメールにサクラはいないが業者はいる
先に結論を言うと、
ここからはさらに細かく、その理由や根拠を説明し、サクラや業者の見分け方についても解説していきます。
Jメールにおけるサクラの存在
Jメールにサクラは存在するの?
「サクラ」とは出会い系サイトやマッチングアプリの運営会社が雇った女性会員のことで、その目的はユーザー数を水増ししたり、男性会員の課金をうながすためにメールのやり取りをすることです。
Jメールの会員の規模から考えて、今さら報酬を支払ってまでユーザー数を水増しする必要はないでしょう。
男性会員の課金をうながすためにサクラを雇うには、どれほどの人数のサクラが必要だと思いますか?
こちらも会員の規模を考えると数十人のサクラを雇ったところで意味がなく、わざわざそんなものに報酬を支払うようなことはしないでしょう。
それでも「Jメールはサクラばかり」という口コミをよく目にします。
出会い系サイトでは、女性会員を対象に男性会員とのメッセージ交換や通話などでポイントが得られ、これを現金や景品に交換できるキャッシュバックシステムを採用していて、Jメールも同様です。
逆に言えば、キャッシュバッカーがサクラの役目を果たしてくれるので、わざわざサクラを雇う必要はないのです。

サクラの見分け方
サクラにせよキャッシュバッカーにせよ、男性会員にとってはポイントばかり使わされて、結局は会うことのできない迷惑な存在なので、メッセージのやり取りをする前に見分けて排除しましょう。
次のような女性会員はサクラやキャッシュバッカーの可能性が高いので、基本的には返信せずにスルーしておくのが無難です。
キャッシュバッカーといってもメールの送受信で得られるポイントは1回数円程度なので、とにかく数をこなそうとします。
テンプレを使った定型文のメールを送ったり、質問の形でメールのやり取りを引き延ばそうとするのもキャッシュバッカーの手口です。



会う話を持ち出すとすぐに話をはぐらかしたり、返信が途切れるのも特徴ですが、その時にはすでにかなりのポイントを消費していると思うので、そうなる前に見極めることが大切です。
サクラに遭遇した際の対策
万一、サクラやキャッシュバッカーと思われる女性会員とメールのやり取りをしてしまったら、「妙だな?」と気付いた時点で無視で良いでしょう。
感情的になって相手を問い詰めたり、非難するメールを送る男性会員も多いようですが、そんなことをしたところで男性会員はポイントを消費し、女性会員はポイント還元を受けることになり、キャッシュバッカーの利益になるだけです。
Jメールには「ブロック機能」があるので、後日、同じ女性会員に引っかかるようなことがないようブロックしておくと良いでしょう。
メールの受信画面で、「メニュー」⇒「拒否設定」からメールの相手をブロックすることができます。
業者や危険人物との遭遇
業者の特徴
出会い系サイトやマッチングアプリにおける「業者」とは、運営側とは無関係に会員をよそおい、勧誘や営業などを行う悪質なユーザーのことです。
Jメールにもいろんな目的を持った業者が女性会員に扮して潜んでいますが、実際に出会ってから被害を受けるケースと、メールのやり取りだけで被害を受けるケースがあります。
実際に出会ってから被害を受けるケースでは次のような業者がいます。
これらの業者は出会わないと相手の目的が達成されないため、出会うまではメールのやり取りもとんとん拍子で進みます。
援デリ業者は金銭と引き換えに肉体関係を持たせる組織ですが、Jメールには個人で同じような行為を行う割り切り女子もたくさん潜んでいます。



メールのやり取りだけで被害を受けるケースでは、次のような業者があります。
こちらは比較的見抜きやすいことが多いですが、流行りのロマンス詐欺のように巧みに男心をくすぐって金銭を振り込ませるような悪質ユーザーもいるので気をつけてください。
危険人物の見分け方



プロフィールの写真がモデル級の美人女性
Jメールの女性会員に美人がいないとは言いませんが、一般的に考えてモデルのような美人がわざわざ出会い系サイトで交際相手を探すでしょうか?
同じように露出度の高いプロフィール写真の女性も男性の興味を惹くための手段にしているだけです。
最初から除外しておくのが無難です。
性的なアピールをしている女性
Jメールで大人の関係を求めているパパ活女子や割り切り女子を探している男性ユーザーは、こうした女性に興味を持つことが多いようですが、危険な業者の場合もあり特に注意が必要です。
自己PRや最初のメッセージにあからさまに性的な内容が書いてある女性は高い確率で悪質な業者です。パパ活女子や割り切り女子の可能性は低いです。
女性の立場で考えれば、どんな外見かもわからない男性と待ち合わせをして肉体関係を持つことは、大久保公園などで立ちんぼをするより危険なことから、普通の女性とは考えられません。
個人のパパ活女子や割り切り女子は、ちょっとしたほのめかしや隠語を使って何度もメールのやり取りをしながら男性を値踏みし、相手を選んで条件交渉してくるのが一般的です。



すぐにメールアドレスやLINEの交換を求める
これらの業者の目的は個人情報の回収であることが多く、メールアドレスやLINE IDが流出するだけなので相手にしないでください。
何度もメッセージのやり取りを重ねた後にメールアドレスやLINEの交換を求めてくる場合は、必ずしも業者とは言い切れませんが、Jメールのやり取りだけで待ち合わせをして出会っても何の不都合もありません。
試しにメールアドレスやLINEの交換を渋ってみて、それでもしつこく交換を求めてきたら100%業者と判断して良いでしょう。
メッセージにURLのリンクが貼りつけられている
リンク先は最悪ワンクリック詐欺の可能性もあり、他の悪質サイトや有料サイトに誘導されて課金をうながされる場合があります。
メッセージに貼りつけられた外部リンクにはアクセスしないよう注意しましょう。
遭遇時の注意点
Jメールで、もし危険人物に遭遇してしまった場合、メッセージのやり取り中に「妙だな?」と気付いた場合はその時点で無視すればOKです。
問題は実際に出会ってから違和感を感じた場合です。
もし相手女性から投資やマルチビジネス、宗教の話を持ち出された場合は、その時点で話を打ち切って席を立ってください。
こうした女性は非常に押しが強く粘り強いので、ずるずると話を聞いていたら押し切られてしまう可能性があります。
肉体関係を前提とした出会いの場合は、相手が個人なのか組織なのか見極める必要があります。
その場合、相手の指定した場所や怪しい雰囲気の場所では会わないことが大事です。最悪、仲間の男性が現れたり、ぼったくり店に連れて行かれる危険性があるからです。
最初のデートは男性が主導権を握り、できるだけ明るく人通りの多い場所で会う方が安全です。





プロフィールの作成とメッセージのコツ
効果的なプロフィール写真の選び方
プロフィール写真は恥ずかしいとの理由から掲載しない男性ユーザーもいますが、掲載した方が確実にマッチング率が向上します。
男性が女性会員のプロフ写真を重要視しているように、女性会員も男性のプロフ写真を重要視しているからです。
過度に加工した写真や第3者の写真、AIで生成した画像などは女性に警戒心を抱かせるだけなのでヤメておきましょう。
できるだけ爽やかな笑顔の写真を選び、清潔そうに見える写真をプロフィール写真にしてください。
イケメン写真の方が女性の喰いつきが良いことは間違いありませんが、実際に出会うことを前提に利用しているなら、ありのままの姿を示す方が好感を持たれるでしょう。
メッセージの送り方とタイミング
最初のメッセージは「ピュア掲示板」で相手を募集している女性から選ぶと良いでしょう。
「アダルト掲示板」は業者ばかりで、「誘い飯掲示板」も金銭目当ての女性が多いので、「ピュア掲示板」でも「恋人募集」のような重い募集ではなく、友だち感覚の相手を募集する人を選ぶのがおすすめです。



メッセージを送る相手を選んだら、300字以内のメッセージを入力して送信するだけです。
最初のメッセージは土日、もしくは平日の仕事から帰宅して夜遅くならないタイミングで送る方が良いでしょう。
平日の昼間や深夜にメッセージを送ると、どんな仕事をしているのかと怪しむ女性会員もいるからです。
やり取りを円滑にするコツ
Jメールで女性と円滑にやり取りするためには、最初のメッセージが大切です。
なぜかマッチングアプリの場合、妙になれなれしかったり、最初から下心いっぱいのメールを送る男性会員をよく見かけます。
マッチングアプリといっても、知り合った女性に初めてメールを送るような気持ちで、まずは簡単な挨拶からはじめ、敬語の文章でメッセージを作成するようにしましょう。
文字数が限られているので、長々とメッセージを書くこともできません。最初のメッセージは次のようなことを含めると良いでしょう。
仕事や趣味といった自己紹介をメッセージに含めることで、相手の女性に共通点を見つけてもらうことができます。
相手女性の自己PRに共通する話題があれば積極的に触れてみましょう。
映画が好きな方には、
などと簡単な質問を入れることで返信率がアップします。



返事がこないからといって、追加のメッセージを送るようなことは逆効果なのでヤメましょう。
その分のポイントは他の女性へのメッセージに使う方が効果的です。
上手く返信がきた場合には、焦らずに知り合ったばかりの女性とメールのやり取りをするつもりで、段階を追って進めて下さい。
Jメールを安全に利用する方法
個人情報の取り扱い注意点
Jメールの自己PRには会社などが特定されそうな個人情報は書かないほうが良いでしょう。
女性会員とメッセージのやり取りをしていると、すぐにLINEやメールアドレスの交換を求めてくる女性がいますが、個人情報の回収業者の恐れがあるので十分に気を付けてください。
デートの約束をするまでJメールのやり取りだけで済ませても何の問題もありませんし、男性会員はポイントが必要というデメリットはありますが、個人情報を守る観点からはその方が良いと思います。
安全なやり取りのためのアドバイス
Jメールで安全なやり取りをするためには、次にような点に気をつけて下さい。
Jメールで安全なやり取りをするためには「危険な女性を選ばない」というのが一番大切です。
過去の募集履歴は、掲示板の詳細ページの一番下にある「過去の投稿」から確認できます。
プロフィール検索を使用する場合は、自己PR欄に「最新の投稿」と表示されていれば募集履歴のある女性です。タップすれば確認できます。
危険な誘いや要求を避ける方法
Jメールでメッセージのやり取り中に次のようなことがあれば、すぐに無視するかブロックしてください。
パパ活女子を探しているヤリモクユーザーにとっては、最後の項目は悩ましいと思いますが、危険が潜んでいる可能性が高いので十分に注意してください。
実際に出会ってから不審に感じることがあれば、さらに毅然とした態度で臨むことが大事です。
最初のデートには高額の現金を持っていかない方が良いでしょう。どうせ二度と会わない女性と思って、うさん臭い話が出た場合は「NO!」を突き付けて席を立てば良いでしょう。



出会える相手の特徴
一般女性・素人女性の特徴
Jメールには多くの業者やキャッシュバッカーが紛れています。その中から一般女性や素人女性を探すにはちょっとしたコツが必要ですが、次のような特徴があります。
出会い系サイトを利用する人なら誰でも美人のプロフィール写真に惹かれるものですが、実際は一般女性や素人女性ほどシャイで、プロフィール写真を掲載することに抵抗を感じるものです。
頻繁な募集投稿を繰り返すあからさまな業者より、むしろ募集経験のない女性をプロフィール検索から選ぶ方が効果的な場合もあります。
ただ、その場合、相手が掲示板に募集していないので、何かよほど共通の趣味や話題がないと女性を選びにくいという難しさもあります。
プロフィール検索の絞り込み機能などを上手く活用して、共通の話題で盛り上がれる一般女性・素人女性を探してください。
どのような相手が多いのか
Jメールでは実際にどのような女性会員が多いのでしょうか?
婚活・恋活など真剣な交際相手を探している女性 | かなり少ないと思いますが、40代以上の女性などに多い印象です。 |
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軽いノリの友だちを探している女性 | 若い女性に多いようですが、男性に金銭的な負担を求めるケースが多いかもしれません。 |
大人の関係前提の女性 | かなりたくさんいますが、大多数はお小遣い稼ぎが目的で、セフレを探している女性は多くないでしょう。 |
業者やキャッシュバッカー | かなりたくさんいますが、大人の関係前提のパパ活女子・割り切り女子との見極めが難しいです。 |



目的に応じた相手の特徴
Jメールで出会いたい目的別の女性の特徴をまとめてみました。
婚活・恋活など真剣な交際相手を探している女性 | 自己PRや掲示板の募集に性的な内容を一切含まない。 メッセージのやり取りを大切にし、すぐには会いたがらない。 |
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軽いノリの友だちを探している女性 | 誘い飯掲示板などを使い、軽い気持ちで男性に食事をおごってもらおうとする。 肉体関係NGとはっきり条件提示してくる。 |
大人の関係前提の女性 | 自己PRや掲示板の募集にわずかに性的な関係をほのめかしてくる。 メッセージのやり取りが進むと、隠語などを使って条件を提示してくる |
自己PRや掲示板の募集、最初のメッセージから大人の関係を求めてくるのは、悪質な業者の可能性が高いので気をつけましょう。
マッチングの可能性とその理由
マッチング率を上げる方法
Jメールでマッチング率を上げるには、次のような点に気をつけると良いでしょう。
日記を頻繁に書いている人に「イイネ」をしたり、コメントするなどして好印象を持ってもらうのも効果的です。
利用者のプロフィールの重要性
プロフィール写真の項目でも触れましたが、プロフィールを充実させることはマッチング率を向上させるためには非常に重要なことです。
Jメールでは質問形式のテンプレートを使った「自己PRオート作成」も可能ですが、必ず手動入力を使って自分らしい自己PR文章を作成しましょう。
自己PR文には相手の女性が共通の話題を見つけやすい趣味や休日の過ごし方などを書き、個人情報をさらさない程度に職種などにも触れておくと良いでしょう。



時間帯によるマッチングの違い
マッチングアプリの利用時間帯を集計したデータによれば、女性会員の利用時間帯は夜間に集中し、特に19時や21~22時に利用率が高いという結果が出ています。
つまり、男性も女性会員のアクセスが集中する同じ時間帯にメッセージを送る方が女性会員の目に留まり、マッチング率の向上につながります。
平日の昼間や深夜にメッセージを送るのは効率が悪いだけでなく、女性から「この人、どんな仕事をしているんだろう?」と不信感を持たれるので、避けた方が無難でしょう。
まとめ
この記事では「Jメール」にサクラや業者はいるのか検証するとともに、その特徴や見分け方、さらに効果的にマッチングするための方法などについて解説しました。
確認のために結論を言うと、
個人のパパ活女子や割り切り女子も多く、そうした女性を目的に利用している男性ユーザーも多いようです。
マジメな交際相手や友だち探しをしている女性は多くはありませんが、性的なアピールをしないかはっきり意思表示している場合が多いので、意外に見つけやすいと思います。
今回の記事を参考にして、ぜひ素敵な女性とマッチングしてください!